夏場の着物メンテナンス管理とは?

夏場の着物メンテナンス管理とは?

夏場の着物メンテナンス管理とは?

8月に入り、夏物の着物もあと半月ほどでお終いですね。
お出かけから帰って帯をほどくと、中は汗でびっしょり。
着物や帯が濡れていたらぎょっとして「今すぐメンテナンスに出したい!」となってしまいますよね。

けれど、実は汗で濡れている=汗ジミというわけでもないんです!
せっかくの夏着物、“ちょこっとセルフケア”で8月ギリギリまで楽しみましょう♪

脱いだらすぐに乾かす!

着物が汗で濡れているときは、扇風機を30分ほど回して乾かしておきましょう。
雨のときはエアコンの除湿との併用も効果的です。
絹は濡れたまま放置すると縮んだり風合いが変わったりとダメージがひどくなってしまうので、
脱いだらできるだけ早く湿気を飛ばしましょう。

また干し時間の目安は、着用した時間の倍として、干した翌晩にはたたんでしまうのがよいでしょう。
ずっと掛けっぱなしだと型崩れや、縫い目に負担が掛かったり、さらには湿気を吸い込んだり、
光線でやけたりとトラブルのもとになってしまいます。

帯も湿気を吸っているので、帯掛に掛け同じく一昼夜ほど干します。
特に袋帯や九寸名古屋帯は中に芯(主に綿芯)が入っているので湿気が逃げにくくカビになりやすいため、
これも除湿や扇風機でしっかり乾かしておきましょう。

サイズの合ったハンガーにかける+シミの場所の確認

着物を脱いだらすぐハンガーに掛けて陰干しというのは、皆様されているのではないかと思いますが、
なかには肩までの短いハンガーや、洋服用を使っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

これは型崩れのもとになってしまうので、ぜひ袖口までの長さのある着物専用ハンガーをご用意ください。
肩山が型崩れすると、裄の長さがくるって袖口から下の生地がはみ出してきてしまうなど不具合に繋がります。
それを直す費用に比べたら専用ハンガーを用意する方がはるかに安く付くはずです♪

またハンガーにかけた際に着物全体を確認し、気がついたシミ汚れを忘れないようにメモをとっておくといいかもしれません。
スマホで撮影して記録するのもいいですね。日々バタバタしているうちにどこが汚れていたのかわからなくなってしまい、
うっかりお手入れせずにそのままに仕舞ってしまうと翌年の夏には大変なことになっているかもしれません。

シワを伸ばす

脱いだ直後は帯の結びジワや、着物の着用ジワが気になりますが、
干してから手のしで綺麗に伸ばしてたたみ、たんすの中で押しをかければかなり落ち着きます。
着物は必ずたたんでから着るもの。
特にふわふわした夏物、小千谷縮などはたたむことでラインが引き締まり、美しい着姿になりますよ。

帯は脱いでまだ温かいうちに手のしで目立つシワをきれいに伸ばすのがコツです。
それから形をととのえて干しましょう。
帯のシワに不用意にアイロンをかけると、傷んだりにおいが出たりしますので注意してください!

干した後の管理方法

きもの用のブラシなどで裾、袖口、衿の表面汚れを軽く落とします。
実は、衿のファンデーションは比較的落ちやすく、こまめにブラシを掛けていればシーズン終わりの汚れ具合がだいぶ変わります。
逆に袖口の黒い皮脂汚れは自分ではなかなか落とせないのでプロにお任せしましょう。

仕事に家事に、女性の皆さんは忙しく、手入れに手間をかけたくないところですが、
だからこそ「日々の始末」を習慣にしてしまえば、後で直す費用もかさまず、心のダメージも少なくて済みます。
着物を20年後も30年後も気持ちよく着るために、お手入れは欠かせないものですよね。
脱いだあとの“ちょこっとセルフケア”習慣にしていただいて損はありませんよ!

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