宮田織物
宮田織物

宮田織物は、大正10年(1921年)創業の京都・西陣を代表する織元です。創業以来、西陣織の伝統技術を受け継ぎながら、時代に合わせた新しいものづくりに挑戦し続けています。現在では、西陣でも数少ない自社工場による一貫生産体制を確立し、図案制作から製織、仕上げまでを一貫して行うことで、高い品質と確かな技術を守り続けています。工程ごとに職人同士が連携し、細部まで目を配ることで、一点一点に高い完成度を備えた作品を生み出しています。
宮田織物の特徴は、着物や帯だけでなく、帯締めやバッグなどの和装小物まで含めたトータルコーディネートを提案していることです。色彩や素材、意匠に統一感を持たせることで、装い全体の美しさを演出し、古典美を大切にしながらも現代の感性に寄り添う作品を生み出しています。格式ある場面はもちろん、現代のさまざまな装いにも調和するデザインは、幅広い世代から支持されています。
また、西陣でも高度な技術を要する輪奈織や御召を受け継ぐ数少ない織元としても知られています。輪奈織は、糸を輪状に織り上げることで立体感のある文様を表現する技法で、やわらかな陰影と豊かな表情を生み出します。一方、御召は強撚糸による独特のしぼと、さらりとした風合い、美しい光沢が魅力です。熟練した職人の技によって織り上げられる作品は、繊細さと品格を兼ね備え、西陣織の奥深い魅力を伝えています。
伝統技術を守るだけでなく、新しい色彩や意匠を取り入れ、現代の暮らしに調和する作品を生み出していることも宮田織物の魅力です。職人の経験と感性を受け継ぎながら、伝統と革新を融合させたものづくりを続けています。
一枚の着物や帯には、西陣の長い歴史の中で培われた高度な織技術と、装う人を美しく彩りたいという職人たちの想いが込められています。受け継がれた技を未来へつなぎながら、新たな価値を創造し続ける宮田織物の作品は、日本の織物文化の魅力を今に伝え、次代へと受け継ぐ存在として、多くの着物愛好家に愛され続けています。

特徴

宮田織物は中世ヨーロッパ発祥の「輪奈織(わなおり)」の技法を今に伝える名門機屋です。針金を織り込んでループ(輪)を作り出し、彫刻のように立体感のある美しい風合いを表現する高度な技術で知られています。輪奈織は「ビロード(天鵞絨)」の一種で、細い針金を緯糸(よこいと)と一緒に織り込み、最後に針金を抜くことで表面に小さな糸の輪(パイル)を無数に並べる技法です。宮田織物が手掛ける輪奈織の帯や着物は、この技法ならではの豊かな陰影と軽やかな立体感が特徴です。熟練の職人がひと越ひと越丹念に織り上げており、非常に手間がかかるためフォーマルな装いを格上げする高級品として珍重されています。

【輪奈織】

宮田織物は中世ヨーロッパ発祥の「輪奈織(わなおり)」の技法を今に伝える名門機屋です。針金を織り込んでループ(輪)を作り出し、彫刻のように立体感のある美しい風合いを表現する高度な技術で知られています。輪奈織は「ビロード(天鵞絨)」の一種で、細い針金を緯糸(よこいと)と一緒に織り込み、最後に針金を抜くことで表面に小さな糸の輪(パイル)を無数に並べる技法です。宮田織物が手掛ける輪奈織の帯や着物は、この技法ならではの豊かな陰影と軽やかな立体感が特徴です。熟練の職人がひと越ひと越丹念に織り上げており、非常に手間がかかるためフォーマルな装いを格上げする高級品として珍重されています。
織のきものとしての最高級品で、徳川十一代将軍 家斉公が好んで愛用し、その名が付いた「お召」は強撚糸を使用し、ふくれ織の味わいのある西陣独自の着尺に弊社の織り技で縫取により文様を表現しました。地糸とは別に「絵緯(えぬき)」と呼ばれる糸を部分的に織り込むため、模様がふっくらと立体的に浮かび上がり、遠目にも華やかな印象を与えます。

【縫取お召】

織のきものとしての最高級品で、徳川十一代将軍 家斉公が好んで愛用し、その名が付いた「お召」は強撚糸を使用し、ふくれ織の味わいのある西陣独自の着尺に弊社の織り技で縫取により文様を表現しました。地糸とは別に「絵緯(えぬき)」と呼ばれる糸を部分的に織り込むため、模様がふっくらと立体的に浮かび上がり、遠目にも華やかな印象を与えます。

イベントアーカイブ

  • 2026年9月
    銀座本店

  • 2026年7月
    心斎橋店

  • 2025年9月
    銀座本店

  一覧に戻る