ヘアメイクについて

ヘアメイクについて

着物を着る時のヘアメイクの注意点はいくつかございます。
例えば、式ごとであればお相手に失礼に写ることは避けたいですし、着物の格式などに応じて丁寧なセットスタイルなども周りは期待されるものです。
一方で普段のお洒落着物をお召しになる際は、多少カジュアルになりますが洋服感覚とは違ったスタイルが多いかもしれません。
着物や帯ほどTPOが分かりやすいものではないですが、ヘアメイクにも着物やシーンに応じてTPOがあります。

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今回はシーンに合わせて失敗しないヘアメイクの選び方をお伝えしたいと思います!

フォーマルのヘアメイク

格式が高い『黒留袖』と『色留袖』のヘアスタイル

家族や近親者のお祝い事に登場するのが黒留袖・色留袖です。
結婚式や披露宴などのお祝い事に選ばれる着物ですので、落ち着いた雰囲気と華やかさのバランスが重要になります。
・黒留袖にオススメ

格式が最も高い黒留袖には、知性や落ち着きも感じる上品なアップスタイルがおススメです。黒に映えるシンプルな作りのかんざしやシルバーやゴールド、パールのヘアアクセサリーとの相性もいいです。

・色留袖にオススメ

 

格式あるお祝いの席を華やかにする色留袖には、控えめで奥ゆかしいアップスタイルがオススメです。ヘアスタイルは毛束の動きやヘアアクセサリーの光りなど少し華やかにすると着物の色とのバランスが綺麗です。

社交的なお祝いの『訪問着』やよそ行きの普段着『色無地』のヘアスタイル

・訪問着にオススメ

胸元に華やかな柄が入る訪問着の色と柄にマッチするように、動きに華やかさあるヘアアレンジとシンプルなヘアアクセサリーはバランスがよくオススメです。
ヘアアレンジに動きがなくまとまっていると落ち着きが出て、動きが大きいとエレガントに、動きが細かいとフェミニンになりますので着物の雰囲気に合わせてお楽しみください。

・色無地にオススメ

色無地の単色と帯や小物の華やかさと合わせて、ヘアはシンプルにヘアアクセサリーは豪華にするのがオススメです。
着物小物の色や柄、雰囲気やテイストとヘアアクセサリーが合っていると上級者コーディネートになります。

フォーマル着物に合わせたメイク

フォーマル着物を着る際は、ヘアスタイルだけでなく、メイクにもポイントがあります。特に式事に着用するフォーマル着物には、常に主役を考えた装いが重要になります。主役をたてるうえでも、シーンに合わせて失敗しないメイクを心がけましょう。

ベース
ベースメイクはリキッドやクリームタイプのファンデーションを使用し、自然なツヤ感のあるセミマットなお肌を目指しましょう。特に黒留袖などの暗めの着物を着用する場合、ファンデーションをワントーン上げて仕上げるとお顔が映えます。顔の色だけ白浮きしないよう、首とうなじにもファンデーションを塗り、色が馴染むようにしましょう。

眉毛
眉毛はなだらかなアーチを描くようにひき、輪郭をパウダーやブラシでぼかすと、優しい印象になり着物姿に似合う眉が出来上がります。太さも細くなってしまうときつい印象を与えてしまうので自然な太さでひくように注意しましょう!

チーク
リップや目元に色味が入るため、顔全体の色数が多くならないようチークはほんのり血色がよく見える程度に薄く入れるといいでしょう。
チークは頬骨の高い位置から耳のほうへブラシでふんわりと入れると、大人らしく上品な印象になります。色はピーチやローズピンク、オレンジ系など、肌なじみのいい色を選びましょう。

アイメイク
グリッターやラメ入りのギラギラしたものは避け、控えめなパールやセミマットなアイシャドーがおすすめです。華やかな着物にはアイシャドーのみの目元ではメリハリがなくぼやけた印象になってしまうので、アイラインをひき目元を引き締めるとバランスがとれます。またチークやアイシャドー、リップなどのメイクに使う色味は着物や帯の色と合わせると統一感が生まれ、綺麗にまとまりますよ!

リップ
リップライナーでしっかりと輪郭を取り、リップで埋めていくとより美しく見えます。
色は落ち着いた赤や少しくすんだピンクが、肌なじみがよくおすすめです。リップの色味は顔の印象を引き締める要素もあるので、薄づきのナチュラルなものでなく、色味がしっかりと出る発色のいいリップが映えます。
またマットな質感のものを選ぶとよりクラシカルな印象をつくれますよ。

カジュアルのヘアメイク

カジュアルな装いの『小紋』『紬』『木綿』

・小紋・紬・木綿にオススメ

カジュアルな装いの着物は素材、柄、小物のアレンジが自由に出来る分着物のインパクトが強くなりますので、ヘアアクセサリーは無くしてアレンジを楽しむことをオススメします。
アレンジをこだわることで、日常着の着物もより一層楽しめますので、個性を出してみてはいかがでしょうか。

カジュアル着物に合わせたメイク

カジュアル着物のメイクについては、フォーマル着物と比べ特に決まりはありません。
ご自身が楽しむ普段着としての着物なので、メイクに関しても自由に楽しんでください♪

フォーマル着物のメイクにプラスして色味を足し、カラーメイクを楽しんでもいいかもしれません。
着物や帯に入っている色を、カラーマスカラやカラーアイライナーなどでメイクに取り入れると遊び心があっていいですね!

さて、シーンに合わせて失敗しないヘアメイクの選び方をお伝えいたしましたが、いかがでしたでしょうか。格式がわかれている着物のTPOにヘアメイクを見ていくとどのコーディネートも一つのルールが存在します。

それは『バランス』です。

トータルコーディネートで考えたとき、一番ポイントに置きたいのはどこか?をきちんと決めておくことです。そして、着物を着る先にいるお相手の存在も大切です。着物を着て誰と一緒に過ごすかにより、ご自身の立場や装いも変わってきますのでぜひヘアメイクと共に考えてみてくださいね。

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