

舎人座(とねりざ)は、京の老舗「堀幸」が手掛けるブランドです。長い歴史の中で培われた伝統技術を受け継ぎながら、現代の感性を取り入れたものづくりを追求し、着る人の個性を引き立てる帯を生み出しています。ブランド名には、日本の歴史や文化を大切にしながら、新しい時代へその価値を伝えたいという想いが込められています。伝統を守るだけでなく、新たな美しさを創造する姿勢が、舎人座のものづくりの原点です。
舎人座が大切にしているのは、繊細な織技術と意匠性の高いデザインです。古典文様を基調としながらも、現代の暮らしに調和する色彩や構成を取り入れることで、格式を保ちながら洗練された作品へと仕上げています。文様一つひとつに込められた意味や美意識を大切にし、日本文化が育んできた豊かな意匠を現代の装いへと生かしています。
作品には、上質な絹糸を用い、熟練した職人が一筋一筋丁寧に織り上げる技術が生かされています。織りによって生まれる立体感や光沢、糸の重なりが生み出す奥行きは、見る角度によってさまざまな表情を見せ、装いに品格を添えます。細部まで織り込まれた文様は、手仕事ならではの温もりと繊細さを感じさせ、長く愛用するほどに魅力が深まります。
また、舎人座では、帯は装いを完成させる大切な存在であるという考えのもと、着物との調和を意識したものづくりを行っています。訪問着や付下げ、色無地、小紋、紬など幅広い着物と美しく調和し、帯締めや帯揚げとの組み合わせによって多彩な表情を楽しめることも魅力です。格式ある場面はもちろん、観劇や食事会など、現代の暮らしの中で着物を楽しむシーンにも寄り添います。
伝統の技術を未来へ受け継ぎながら、新しい感性を取り入れたものづくりを続ける舎人座。一点一点に込められた職人の技と日本人が育んできた美意識は、時代を超えて人々を魅了し続けています。確かな品質と現代的なデザインが調和した作品は、装う人の魅力を引き立て、日本の織物文化の豊かさを未来へ伝える存在となっています。

