

桝屋髙尾は京都西陣に構える織屋です。創業以来、西陣の伝統の技を継承し研鑽する一方、世界の織物にもヒントを得ながら独自の技術を発展させ作品を生み出して参りました。先代から大切にしている「時に耐える美しさ」をモットーに、美意識を研ぎ澄ませながらこれからも織物に邁進して参ります。桝屋髙尾の大きな特徴は「糸からのものづくり」。その始まりは先代・髙尾弘が名古屋にある尾張徳川家に受け継がれてきた宝物を所蔵している徳川美術館より美しく輝く黄金の「ねん金袱紗」の再現依頼を受けたことに由来します。この再現を行う際、研究の末に制作した糸を「ねん金糸」と名付け帯づくりへと発展。この「ねん金糸」を織り入れた帯を「ねん金綴錦」と命名し、以後弊社の代表作となりました。


2026年3月
心斎橋店