

新田の工房が構えるのは、山形県米沢市。山々に囲まれ、四季の移ろいが鮮やかに感じられるこの地は、豊かな水と澄んだ空気、寒暖差のある気候に恵まれています。 米沢九代藩主上杉鷹山公の殖産振興政策により、織物の産地として発展した米沢。明治17年(1884年)、新田家十六代の新田留次郎が機屋の初代として創業しました。二代目の頃には、「袴といえば新田」とまで言われるようになります。 機屋三代目秀次が幻の色といわれた紅花染めを復興します。四代目英行は、染めと織りの一貫生産体制を築き、表現の幅をさらに高めました。五代目源太郎となる現在、受け継いできたその精神や技術を現代の感性や暮らしに寄り添う、新たな作品として生み出しています。


2026年5月
銀座本店