【月イチお出かけ!和なび】能楽鑑賞教室

【月イチお出かけ!和なび】能楽鑑賞教室

みなさんこんにちは!

銀座いち利着付教室です👘

 

本日は七夕ですね🌟

毎年この時期は雨が多いですが、本日は快晴!

彦星もスムーズに天の川を渡れることでしょう😊

お教室では修了式を2日後に控え、諸々の準備も大方終わったところです👍

あとは会場でみなさんの素敵なお着物姿を心待ちにするだけ…なのですが、

こちらも毎期のことながらいつも緊張致します…みなさん、何事もなく無事に会場へいらしてくださいね✨

 

 

さて、教室では毎月おなじみ【和なび】ですが、6月は国立能楽堂へ能楽鑑賞教室へ行って参りました🎵

 

みなさんはお能にどんなイメージをお持ちでしょうか?

馴染みのない方だと、敷居が高そう、難しそうという方もいらっしゃるかもしれませんね。

でもご安心下さい!!

今回は『鑑賞教室』なので、比較的わかりやすい演目、そして解説もあるのです(本当にありがたい…)

 

当日は土曜日で最終日ということもあり、海外の方もいればお着物姿の方もいて、大変賑わっていました!

    こちらは出口側なので進入禁止ですが、この門の写真は撮りたいですよね💦

 

 

国立能楽堂は今から40年前に開場したそうで、本当は国立劇場に設置される予定だったそうですよ~

 

 中も素敵なので、人がいない隙を見計らって撮りました🌟

 

売店には能楽のお稽古用品が並んでいます!普段目にすることが無いものばかりなのでキョロキョロしてしまいます😊

 

そしてとても美しい能舞台…!

開演中は撮れないので、開演前や休憩中に撮りました🎵

  

 

開演するとまずは、能楽の歴史や能舞台についての解説をして下さいました!

戦国武将とお能との関係やエピソードなどもお話して下さって、目から鱗です👀

豊臣秀吉は、自分で作った演目を自分で演じたことがあるそうですが…おっとここまでにしましょうね💛

 

お能の前に、狂言『伯母ヶ酒』で笑わせていただきました笑

パンフレットには内容が漫画で載っていたり、座席に設置されたスクリーンに台詞が表示されたりと、とにかくわかりやすいように様々な工夫がされていて驚きました!

内容はいわゆるお酒による失敗談のような内容で、昔の人も現代人も同じだなぁと笑ってしまいました笑

 

休憩時間を挟んだ後は、いよいよお能の『羽衣』です!

日本のみならず世界各地に残る羽衣伝説ですが、中には悲しい終わり方をするものも多いんですよね😢

でもこちらの演目は、ただただ天人の美しい舞を鑑賞して天へ帰るのを見送る、心穏やかに観ていられる終わり方でした。

昔の人の考える天とはどんな場所なのか、台詞や舞から感じ取れる演目でした✨

そして普通に考えて、お面を付けてあの重たげな衣装であれだけの時間中軽やかに舞うって、無理じゃないですか…?

 

 

 終演後には素敵な中庭で写真撮影です!

 

ちなみにロビーに飾られていたこちら、なんと歌手のAdoさんのイラストです!

Adoさんの名前は、狂言のシテ(主役)の相手役を指す『アド』からきていることはご存知でしょうか?

能舞台の前に佇むAdoさんを描いた、イメージディレクターORIHARAさんの特別イラストをロビーに展示しているそうです✨

 

 

今までお能に縁が無かった方にも、今回をキッカケに少しでも身近に感じていただけると嬉しいですね!

また観に行ってみようかな、今度はどんな演目かな、せっかくなら着物で行こうかな?と考えていただけると、お着物でお出かけする機会も増えてすばらしいですね💛

 

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