古い着物を活かすコーディネート術

古い着物を活かすコーディネート術

銀座いち利福岡天神店、着付教室です。

今回は古い着物👘をいかすコーディネート術をご覧いただきます。

 

着付を習いたいと思った理由によく挙げられるのが

家に眠っている着物があるから!

おばあ様やお母様の着物を活かしたいとお教室に来られる方が多いです。

 

でも、実際にお教室に入られて先生方の着姿を見たり、コーディネートの勉強をすると家にある着物が古めかしく思えてきて、「今時のおしゃれな着物じゃないからコーディネートが難しい」とまた箪笥に眠らせてしまいそうになります。

確かに、ちょっと発色が良すぎたり、可愛すぎる柄だったりと、洋服感覚でシック、モダンに着物を着る今時の着こなしには合わなく感じますよね。

箪笥の中にある着物と帯でコーディネートしたら時代劇の町娘みたいなっちゃった、なんてお声も。

 

いえいえ、ちょっとお待ちください。

せっかくの思い出着物👘を活かしてみませんか?

プレミアムクラス生徒さんに昔の着物を活かすコーディネート術をご披露いただきました。

  

向かって左、譲られた明るい黄色の縞柄小紋をお召しの生徒さん。

母上様がお若い時のお着物だそう。黒い帯でキリっとひきしめて、琉球ガラスの帯どめをアクセントに。

右側の生徒さんは元々かっこいい系の着こなしがお好み。

譲られたお母様の羽織は赤い椿柄が可愛すぎて・・。思い切って羽織を名古屋帯に作り替えられています。敢えてお太鼓の中に覗く手先にも椿柄が出るようにリメイク。無地の結城紬を合わせることで帯が映えていい感じです。

 

  

  

こちらの生徒さんたちも塩瀬の帯や絞りの小紋など譲られたものを上手に取り入れて、自分らしいコーディネートを楽しまれています☺。

もちろん自分好みで誂えたMY着物に勝るものはないですが、譲られた古いものをアレンジしながら長く着ていけるのもお着物の良いところ。

是非試してみてくださいね。

 

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