卒園式で着物を着たい!気を付けるポイントは?

卒園式で着物を着たい!気を付けるポイントは?

最近では卒園式で着物をお召しになる方も少なくなってきているかもしれませんが、ご自宅に着物があったり、着付けを学ばれていたりすると、着物で卒園式に参加することを目標とされている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は卒園式では、どのような着物を選ぶべきかについてご紹介していきます!ぜひ美しい着物姿で大切なお子様の行事にご参加いただけたらと思います♪

色無地?色留袖?訪問着?卒園式にふさわしい着物の種類と紋について

卒園式はめでたいお祝いの席ではありますが、結婚式ほど格式の高い席ではないため、準礼装の着物がふさわしいかと思います。一般的に卒園式でお召しになる着物の種類ですが、訪問着や附下、御召などといったフォーマルのものがおすすめです。
また比翼仕立てでない色留袖の一つ紋であれば格が高すぎることなくお召しになることができ、色無地も一つ紋が入っていれば格を上げてフォーマルに着こなすことができます。

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浮いてない?!卒園式にふさわしい着物の色や柄とは?卒園式着物コーデしてみました!

卒園式に着物をお召しになる方が少なくなってきていることもあり、着物姿での出席で浮いてしまわないか心配かもしれませんが、着物姿だから浮くというよりむしろ場にそぐわない身なりだと悪目立ちしてしまいます。それは和装だけでなく、洋装にも言えることかと思います。
卒園式のような慶事やお祝いの席で礼装用の着物をお召しになることは問題ないのですが、注意すべき点は、「誰が主役であるのか」というところです。
いくらお祝いの日だとしても、ご自身が主役でない席では主役の方が引き立つように、装いも控えめに抑えることを心がけるようにしましょう。

そのため、淡い落ち着いた色合いの地色に、柄も小ぶりで控えめなものを選び、あくまで主役であるお子様を引き立てるようなスタイルを目指しましょう。
卒園式スタイルの例として、下に小紋・御召・色無地の着物でそれぞれコーディネートをしてみました!下のような淡い色合いでまとめられるとベストです!

卒園式に合わせる帯の種類とは?どんな結び方がベスト?

帯に関しても準礼装の着物に合わせて、フォーマル用の帯である袋帯を選びます。
袋帯のなかでも、金銀糸の入っている落ち着いた色合いのものを締めるようにしましょう。
また帯が浮かないように着物の色味と同系色のものがいいでしょう。

帯の結び方については、立て矢結びなどのアレンジ結びでなく、一般的でフォーマルな二重太鼓を結びます。二重太鼓には「喜びや幸せが重なるように」という願いも込められており、卒園式にもふさわしい帯結びになります。

草履やバックはどんなものが良いの?

草履やバッグなどの和装小物もフォーマルにふさわしいものを選びます。
落ち着いた色味のバッグを選び、着物を引き立てるようにしましょう。
洋装用のバッグを使用される場合は、帯回りが隠れないよう横長の形状で、着物に引っかかることのないような素材・デザインのものがおすすめです。

卒園式にお召しになる着物は第一礼装ではないため、金銀使いの佐賀錦のような草履は避けておいた方が無難です。
草履の台や鼻緒は淡い色を選ぶと、セミフォーマルからカジュアルまで幅広く使うことができ、行事が終わった後も活躍するでしょう。

卒園式の着物に合う髪型を髪の長さ別にご紹介!髪飾りやアクセサリーはどんなものをつければ良いの?

卒園式では礼装用着物をお召しになりますが、衿元に髪がかかるような髪の毛をおろしたスタイルは避け、髪の毛をまとめるようにしましょう。
髪の毛の長いロングの方は夜会巻きや、ミディアムの方はシニヨンスタイルがおすすめです。シニヨンは団子を低い位置につくるほど落ち着いた印象を出すことができ、編み込みをプラスしたアレンジもおすすめです♪
髪がまとめられないような短さの方は、そのまま髪をおろしトップにボリュームを出した髪型や、耳の上の髪を編み込むスタイルもよいかと思います。
髪飾りには大きいものや、ゆらゆら揺れるようなものでなく、かんざしやパールのついたシンプルなものが馴染みます。

フォーマルの着物をお召しになる時は、基本的にネックレスなどのアクセサリーを身につけないことが多いです。
一般的に身につけてよいとされるのは、パールのようにひっかかりの少ない指輪や、かんざしなどの髪飾り、そして帯の中心にくる帯留くらいになります。
全体の上品さを損なわないように、あまり色の入らないシンプルなデザインのものを選びましょう。

いち利着付け教室では、行事ごとのコーディネートもご相談を承ります!

お子様がいらっしゃると、入学式や卒業式、成人式など、着物をお召しになるような機会や行事はたくさん出てくるかと思います。
それぞれの行事に合わせて、どのような着物や帯・小物を合わせたらいいのか悩まれるかと思います。
いち利着付け教室では、お手持ちの着物を実際に見ながらアドバイスさせていただきます。

まずは無料体験に気軽にご参加くださいませ。
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